ノネナール・加齢臭対策
ノネナールは加齢臭の原因物質です。ノネナールの測定方法から、化学式と発生構造、そしてノネナールを防止する対策について整理しました。ノネナールを測定は年を取れば誰でも発生するものと諦めてはいけません。資生堂さんなどメーカーもがんばってくれています。
ノネナールとは
ノネナールとは、資生堂が研究の中から発見した親父臭さの原因物資のことです。ノネナールの発見から加齢とともに発するようになる臭い「加齢臭」「エイジングノート」という言葉も生まれました。
ノネナールは、汗腺のそばの皮脂腺から出る脂肪酸(バルミトオレイン酸)が酸化あるいは発酵することで出来る物質です。
ノネナールは、40歳を過ぎた頃から体の抗酸化力が低下するに応じて大量に発生するようになってきます。
ノネナールの化学式・構造
ノネナールは皮脂に含まれる脂肪酸である 9-ヘキサデセン酸が酸化分解されて生じる不飽和アルデヒドで、不飽和アルデヒドの2-ノネナール、化学式は(C9H16O)、分子量 140.223 g/molとのことです。酸化によって生じる不飽和酸であるために、中高年者特有の臭いを発することになります。
不飽和酸アルデヒドの臭いでほかに有名なものには、アルコールを分解する過程で生成するアセトアルデヒドがあげられます。二日酔いの酒臭さもこの不飽和酸の一例ですね。^^
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加齢とノネナールの増加
加齢を重ねると、人には例外なく数々の不飽和アルデヒド(ノネナール、オクテナール等)が発生するようになります。
年齢が若いときには、皮膚の分泌物・老廃物は、活発な代謝で入れ替わり新鮮さを保っていますが、年を重ねるにつれてそのスピードは落ちてきます。
それゆえ、ノネナールは、20代や30代の人からはほとんど検出されることはなく、男女ともに40歳をすぎたころから体臭に含まれるようになります。
さらに50代を過ぎるとノネナールに留まらず、オクテナール、ヘキセナールと呼ばれる3種類の加齢臭の元となる原因物質が増加していることが確認されているとのことです。
ノネナール発生のメカニズム
まず汗腺のそばにある皮脂腺から出た脂肪酸(バルミトオレイン酸)が若いころに比べて酸化されやすくなります。
次に代謝の低下に伴って皮膚上に残りやすくなります。更に、年齢とともに体の抗酸化力が低下するため酸化されやすく、あるいは皮膚表面に必ず存在するバクテリアによって醗酵させられやすくなります。
その結果脂肪酸の分解、脂肪の過酸化を防ぐ力が弱いため、皮膚に悪臭の原因ノネナールの発生が大きくなるわけです。
ノネナールの測定方法
ノネナールの測定方法は、厳密に行う為には、ガスクロマトグラフ・質量分析計による分析を行います。ただしノネナールのにおいは、かなりきついため、濃度は1ppm程度でも、臭気強度5(強烈なにおい)に相当するとのことですので、解像度の低い臭気測定器を使ってもノネナールの加齢臭は測定できるでしょう。