気になったこと何でもノート > 低血糖原因・症状と対策

低血糖とは、血液中の血糖値(グルコース濃度)が正常な日常活動ができなくなるほど低くなってしまう症状です。
糖尿病のインスリン療法のしすぎで、空腹時などにインスリン過多になってしまった人に発生する症状として知られていますが、急にいつもより沢山運動をしすぎてしまった場合や、長時間食事を抜いてしまった、アルコールを飲みすぎたときも一時的に、低血糖を発症することが知られています。

ただし、このような一時的な症状の場合は、ブドウ糖注射で簡単に治すことができます。

注意すべきは、慢性的なストレス、慢性的な不規則な食生活や無理なダイエット等に起因する低血糖症です。
あまり知られていないことですが、実は、ストレスなどによって引き起こされる心因性の低血糖=機能性低血糖症の患者さんのほうが圧倒的に多いとことです。

低血糖症状の患者数

平成15年当事で、日本国内で約400万人の低血糖の患者さんがいるとのことです。アメリカでは潜在患者数2000万人〜4000万人とのことです。先進国の国民病といってもよいでしょう。

低血糖時の症状

低血糖になりますと、細胞レベルで身体のエネルギーが不足してしまうことになりますので、とにもかくにも「生気のない状態」になってしまいます。

元気がない、顔面が蒼白(青白)、手が冷たい、空腹感が続く、極度の疲労感、めまい、頭痛、震えなどの症状がまず出てきて、ひどくなってきますと、うつの症状や、情緒不安定、不眠、異常な発汗、更に放置してしまいますと、声を掛けても反応がなくなる、痙攣や昏睡など生命に危険が及ぶことにもなるとのことです。

低血糖時の対策はとにもかくにも、吸収の良い糖分(ブドウ糖)を摂取して血液の血糖値を補ってあげることにつきます。

低血糖に伴う症状が出てきたな〜と自覚がでてきたら、糖分の多い炭酸飲料を飲んだり、飴などを舐めるようにすることです。
最近ではタレントの泰葉さんが低血糖で飴をなめながら会見していたことが奇異の目で見られていましたが、非常に妥当な対処法なのです。

低血糖の予防法

後述します1型糖尿病の方を除く方の、低血糖にならない予防法としては、規則正しく無理をあまりしない食生活・日常生活を送ることです。一時的な低血糖はすぐに治りますが、慢性的に低血糖が続くようですと、なかなか治りにくくなってしまうからです。
無理なダイエットなどで慢性的にブドウ糖が足りなくなったり、忙しいからといって早食いを続けたり、1日に1回どか食いするような食生活パターンを続けることは、是非とも避けるべきです。

また、普段運動をしていないのに、急に長時間激しい運動をした後などには、十分栄養をとってしっかり休養をとるようにしましょう。中年になって、若い頃のイメージのまま、祝い事で羽目を外して呑みすぎたり、運動会やマラソン大会などではしゃぎすぎたりなさったりすることも出来れば控えましょう。

糖尿病と低血糖について

糖尿病には1型と2型があるのをご存知でしょうか。2型は生活習慣に起因する糖尿病ですので、上記の予防法(食事療法と運動療法)とインスリン療法の組み合わせで症状を緩和できますが、1型糖尿病は生活習慣に起因しない糖尿病、全糖尿病患者の5%以上が、1型糖尿病とのことです。2型と異なり、肥満がなくても、生活習慣に無理がなくても、家族に糖尿病患者がいなくても、小児や思春期に発症する糖尿病です。

1型の発症は急激に起きるとことが知られています。小児の場合は自分では症状をうまく伝えられない場合がありますから、小児や思春期であっても、糖尿病、低血糖症は発症する場合があることは、是非抑えておきたいです。